Sunday, April 12, 2015

”戦死者を悼むためにパラオを訪れている日本の天皇皇后両陛下を大群衆が歓迎した”

アジアの国々が日本を嫌っているという認識があるかもしれないが,それは間違っている.私も昔はそう思っていたが今はちがう.私はアジアの19カ国で過ごしてきた.私の見方は現実に即している.

問題は次のたった4つの国だ:
1) 中国
2) 北朝鮮
3) 韓国
4) 日本

例えばここタイでは,皆,日本人に対して大きな尊敬と親しみを持っている.私はネパールで1年,インドでほぼ1年を過ごしてきた.彼らもまた日本人を尊敬している.日本とインドネシアの関係は良好だ.フィリピンもまたしかり.問題は,上記の4カ国から来る.アジアを隔てたアフガニスタン人でさえ,日本人に親しみを持っている.生まれ故郷のフロリダの人々も日本人に親しみを感じている.

日本の問題の一つは,事実上,世界から隔離されているということだ.もちろん日本を訪れることは自由だ.日本人も自由に世界中を旅できる.日本は活気に満ちた報道機関と自由にアクセスできるインターネットがある.しかし言語の壁は非常に高い.

何人かの日本人は英語を話す.何人かの外国人が日本語を話す.ここに壁が生じる.地球上で最も教育され,情報量が豊かな日本の人々が言語の壁に突き当たる.その壁が無かったならば,世界はずっと多くの利益を享受できたはずなのに.

しかしながら日本人はもっと英語を勉強しなければならないとの考えに抵抗している日本人もいる.一言で言うならば,日本の文化はいろいろな面で優れているのでわざわざ英語を勉強しなくても良いということだ.私には直接そんなことは言わないが,でもそう言いたいのだと言うことが良くわかる.

高貴な文化は素晴らしい.国をみてみろ.もしも子供が文化を学前に英語を習うとしたら,それは日本の文化の重要な部分を薄めてしまうのでは無いかということを心配しているらしい.私が言いたいことは次の通りだ:もしも日本人が英語をしゃべるならば,それは今現在,世界の出来事についの我々の議論を実りあるものとできるだろう.

加えて,(左翼系の新聞をのぞいて)ほとんどの日本の新聞が翻訳されないために我々は日本の新聞を読むことができない.日本の本で英語になっているのはわずかしか無い.

日本の主な障害(万里の長城)は言語だ.


"Large crowds welcome Japan's emperor and empress to Palau during visit to mourn war dead"
There is a common thought that all of Asia hates Japan. This is false. I used to think the same, but now I have spent many years in about 19 Asian countries and my views have become reality based.
The problems come from only four countries:
1) China
2) North Korea
3) South Korea
4) Japan
As example, here in Thailand, Thais have great respect and affection for Japanese. I spent about a year in Nepal and close to a year in India. They also respect Japanese. Indonesia has good relations. Philippines is fine. The problems come from the four countries listed about. Even Afghans, way over there across Asia, like Japanese. People in my hometown in Florida like Japanese. 
One problem is that Japan is practically hermetically sealed off from the world. Sure, you can come and go. Japanese have freedom to travel and Japan's borders are open, and Japan has a vibrant press and open internet. But the language obstacle is enormous. 
Few Japanese speak English, and few foreigners speak Japanese. So we have this wall. One of the most educated and informed populations on earth is basically sealed off by language right in front of us. The entire world could benefit if that wall was not there.
However, some Japanese resist the idea that Japanese should widely study English. And they have a good point when you sit down and listen to the argument. In a nutshell, the Japanese culture is superior in many ways. They do not say that to me, but I can see it, and I think I know what they are thinking.
The high quality of the culture is undeniable. Look at the country. Their concern is that if kids learn English before learning their own culture, this will dilute the best parts of Japanese culture. My argument is that if Japanese speak English this will improve debate going on in the world forum, and positive Japanese qualities can radiate out of Japan.
And we cannot read most Japanese press because it mostly is not translated (except for the leftwing papers). Few Japanese books are in English. 
The Great Wall of Japan is language.







17 comments:

Unknown said...

うーん、日本人は自国の文化が優れているから英語を学ぶ必要がないと
思ってるわけじゃないと思います。これはとても大事なことなので
出来ればマイケル・ヨンさんに伝えて欲しいですね。

日本は明治維新の頃大量に外国の知識が入ってきたんですが
多くの学者が日本語(漢字)に翻訳することに努力しました。
おそらく想像を絶する労力だったと思います。ただ翻訳する
だけじゃなく表意文字である漢字の持つ特性、つまり見るだけで
たとえ意味が分からなくても何を表してるのか大体分かるという特性を
きちんと踏まえて翻訳していったわけですから。

自国語のみで高校大学以上の高等教育を受けられる国は世界でも
数えるほどしかありません。東南アジアやインド、韓国、北欧など
英語なしにはある一定以上の教育は不可能なのです。
しかし、ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英教授は英語が全く出来ない
ので授賞式でも日本語でスピーチしてました。英語なしでノーベル賞
レベルの学問さえ日本では自国語だけで出来てしまうのです。

つまり、はっきり言って外国とのコミュニケーション以外日本では
英語を全く必要としないのです。フランス人はフランス語に誇りを
相当持ってるから英語を話したがらないとよく聞きますが日本の場合
日本語に誇りを持ってるからとかじゃ全然なくてただ単に生活に
おいて英語を全く必要としていないってだけなのです。もちろん今の
グローバル社会においてそんなことは良くないことなのですが
学校で英語を長時間学んでも使う機会もないので結局筆記テストのための
英語でしかなくなっているのです。

本当に虫の良い話ですが、お金も使うことなく時間もかからず
大して学ぶ努力もせずに英語を話せたらなぁと思ってる日本人は
99%くらいいるんじゃないかなと思います^^;
本当に虫の良い話ですが。特に外国人とコミュニケーションを取る
機会もない一般の日本人にとって、そのくらい英語学習が現状では重荷でしか
ないのです。

Anonymous said...

People from the middle east and Russia show their respect to Japanese people,as far as I know. Is this because that they are anti- American???

私の経験だと、中近東の人、ロシアの人って、妙に日本人を尊敬してくれるんです。アメリカ嫌いだからかな?

Anonymous said...

>In a nutshell, the Japanese culture is superior in many ways. They do not say that to me, but I can see it, and I think I know what they are thinking.

On this point, I cannot agree with you. I'm very disappointed that you think of us in that way.
Some Japanese must have given you with the wrong imnpression of Japan.
The reason why few Japanese speak English is that not many people have necessity to speak any foreign language here. And most of the Japanese have little (almost zero) opportunity to use it for communication in our daily lives. I think we study English widely and very many people want to speak it, but our way of teaching is not effective. It is very much grammer-oriented rote learning, not for communication tool. Our Ministry of Education should redress the problems ASAP.
We know how important English is and try hard to acquire it. It is undeniable that English is the most important language for international communication.
I hope Mr.Yon will understand it and speak as Japanese people as possible on this point.

Anonymous said...

sorry,
correction for the last line in the previous comment

.....and speak as many Japanese as possible on this point.

Anonymous said...

Nobody do not deny the importance of English education. It is our Achilles' heel.
But I think that as the background, some Japanese who resist Mr. Yon's idea have awareness of the problem that it has been relatively downplayed the education of Japanese language and culture after the WWII. They (We) are just worried that flimsy "cosmopolitans" could speak English but are hollow inside as Japanese people. And we respect the diversity of world.

Anonymous said...

そうです
我々は幕末の志士達より英語が下手くそである。

そのうち誰かが「翻訳こんにゃく」を発明してくれるだろうと全員思ってるからだ。

Anonymous said...

本当は英語なんて、小学校の低学年のうちに(できれば幼稚園だけど)リスニングだけでもやっておけば、ある程度の年齢になってからでも、必要に応じて日常会話ぐらいは楽にできるようになるものだと思うんですけどね。

今の義務教育でそれをしないのは、なんなんですかね。上の世代の英語教育関係者たちが、自分たちはすごく苦労して英語を勉強した結果、ロクにしゃべれるようにもならなかったのに、若い世代が楽して語学を身につけるのはケシカラン、ってことなんでしょうか。だとしたら、なんとも、了見の狭い話です。

日本の英語力向上の秘策は、あれですね。海外に輸出しまくってる日本のアニメを、国内向けに、英語で放送する専門チャンネルをつくること。それも無料のを。
英語を学ばせたい子供の親御さんも、英語塾に行かせるお金が浮いて助かるし、どの世代の日本人にも慣れ親しんだ漫画やアニメはあるはずなので、全ての世代が恩恵に預かれますw 誰にとっても、好きな漫画やアニメに勝る教材なんて、あるはずないですしね。

自民党の議員さんが、対外情報発信の国際放送チャンネルを作るとのことなので、こんなことも一緒にやってみてほしいですね。

Anonymous said...

> I spent about a year in Nepal and close to a year in India. They also respect Japanese. Indonesia has good relations.

Mapao, village in eastern end of India - I'm not sure this footage is true or not but it is emotional to us. A song honoring Japanese soldiers that were stationed there at the time of the Battle of Imphal.
“In India, a song honoring "The Imperial Japanese Army" They fought for Indian Independence.”
https://www.youtube.com/watch?v=E1GoqPfJEGM

Indonesia
“Japanese soldiers who fought for independence of Indonesia.”
https://www.youtube.com/watch?v=9H4wcvfZVD8

Mogro Fukuzo said...

Relating to the topic, there is a famous story about former Prime Minister Yoshirou Mori. The English capability of this old fellow is zero. It’s not near zero. It is just zero.

The former Prime Minister is this man↓
http://www.howitzer.jp/topics/page03.html

When he assumed the office of the Prime Minister, the Foreign Ministry had set up a schedule for him to visit the U.S. and meet Bill Clinton, then President of the U.S.

In the ante-room of the White House, PM Mori asked his aide how to start the conversation. The aide replied,

“Please say ‘How are you?’ and, since the President will reply ‘I’m fine thank you, and you?’, please say ‘Me too.’ Then let the interpreter handle your conversation.”

“First ‘How are you?’ and then ‘Me too.’ Okay I understand.” he practiced hard in the ante-room.

However, when he met President Bill Clinton, the nervous prime minister said,

“Who are you?”

Being abashed, President Clinton could not find a proper word and said,

“I’m Hillary’s husband.”

When Mori said “Me too,” all the people in the conference room were scared to death.

Today, some people say the above episode is just a joke someone invented. However, when many journalists asked the Foreign Ministry of Japan if the story was true, they adamantly continued to say “No comment” and did not deny the conversation had actually taken place.

Surely, the wall of the language barrier is high.

Anonymous said...

i can't speak English.
but・・・

中学から英語を学びました。でも出来ませんでした。単語を覚えることは出来たのですが、私の障害になったのは意外なことに日本語の文法でした。

SVC,SVOCとかを学ぶのですが、そもそも日本語における動詞や助詞というものを理解していなかったのです。日本語を話す分には意識しなくて大丈夫だからです。

でも日本の学校では、英語を文法から学びます。ここで私のような人間が大量に脱落します。それが本当に残念です。

Moguro Fukuzo said...

私は学生時代から数えると30年以上、英語と常時つきあっている。

現在、私は58歳。最後に通訳をやったのは20年前だが、翻訳は学生時代のアルバイトから勘定すると、もう35年にもなる。

好きでこうなった、とは云いがたい。少し英語が上達すると、通訳・翻訳の仕事を周囲から押し付けられるから、自然、こうなったというだけだ。

私の経験からすると、日本で英語を学ぶということは、多少の覚悟とリスクを伴うということだ。つまり、「英語屋」にさせられてしまうリスクである。

多くの人は、そのリスクを避ける。なにしろ、世界トップクラスの科学技術、法律・経済や思想哲学を自国の言葉で学び取ることができる言語は、英語・ドイツ語・日本語くらいだろう。そのメリットは捨てがたいから、英語を学んで他を捨てろ、とは云い難い。

但し、「言葉の壁」が仇になり、日本の情報戦にとって不利に働いていること、英語が事実上の世界共通語の地位を占めていることも事実であるから、今後、英語力を身につけたいと考えている人には、私から一つアドバイスをします。

英語は学ぶものではなくて練習するもの。だから、いわゆる「学習教材」は、いっさい使わない。三行読んですぐ眠くなる学習教材を捨てる代わりに、ニュースでも小説でも何でもいいから、自分の興味のある記事や動画を繰り返し読む、聞く、音に出して発声してみること。しょせん、語学は多くを読み、多くを聞き、多くをしゃべるしか、上達の方法はありません。

私の場合、若い頃の教材というより「先生」は、Star Trek だった。Mr. Spock, beam me up! とか、駅のホームで叫んで奇異な目でみられたりしたが、気にしない。社交的でずうずうしい奴が会話力は上達する。引っ込み思案はどうしても遅れを取る。

それから、なぜ、欧米人で日本語を自在に操る人が少ないのか。その原因は漢字習得の難しさにあると思う。よほどに日本語の会話力に熟達した欧米人であっても、ほとんどはローマ字の音から入っており、漢字を自由に書ける人は少ない。というより、私はまだそのような人に会ったことがない。

大航空機時代を迎えても、この傾向は続くでしょうから、英語力上達の負担は、日本人が負わざるをえないでしょう。

Anonymous said...

語学の学習は、「まず徹底して耳を鍛える事から始めるべき」。

帰国子女として英語を学び、日本の理不尽な文法偏重教育も経験した者として、非常に腑に落ちる内容のページを見つけたので、もしよかったら。

「英語の習得方法に関する独断的見解」
http://0ban.com/yook/honyaku/LearnEnglish.html

Moguro Fukuzo said...

それから、若年より老境に至るまで翻訳・通訳を職業とした者として言っておきます。

「翻訳機」は作れません。ない物ねだりは、あきらめなさい。

なぜなら、日本の文化は古来より受信型の文化であって、発信力という点で根本的な欠陥を抱えているからです。朝から晩まで、どいつもこいつも、言葉の端々から文章の片言隻句に至るまで「いわずもがな、理解せよ。」と言いながら暮している。

ウソだと思ったら、契約書でも仕様書でもプレゼン資料でも何でもいいから、会社で流通している文書を手に取って、そこに「主語」がちゃんと書いてあるか、確認してみなさいよ。ひどいのになると、怒鳴りたくなるほど何にも書いていないから。「誰がこれこれの動作をするのか、これじゃわかんねーよ!」と。

こういうguess workは機械にはできない。2世紀、3世紀後のことは、もう生きていないから知らない。

でも、今、この場で 皆さんが言っている話は、35年前に私が鹿島建設に就職した時と同じことを、今でも何の代わりばえもせずに言っているわけですから、今後もそう変わるはずがないのですよ。

マシンに頼るな。運命を受入れろ。

Anonymous said...

> “In India, a song honoring "The Imperial Japanese Army" They fought for Indian Independence.”

Unfortunately, the below news was hardly reported even in Japan.

“The meeting was rare and poignant - an Indian prime minister kneeling down to greet a 99-year-old Japanese associate of Netaji Subhas Chandra Bose, in Tokyo.” (on Sep. 02, 2014)
http://indiatoday.intoday.in/story/narendra-modi-meets-netaji-aide-japan-saichiro-misumi-syed-akbaruddin/1/380510.html

Anonymous said...

>私の場合、若い頃の教材というより「先生」は、Star Trek だった。

これよく分かります。私の場合はTVドラマで、二か国語放送をフル活用してました。映画やドラマからは言葉だけでなく、それを使うべき状況が学べます。

日本の英語教育の一番の問題は、英語教師たちが”英語ができない”ことだと思います。学生たちは「よい学校」に入ろうと何年も必死で勉強しますが、それらの学校の試験問題を作っているのは実践英語とは無縁の”文法屋”が大半です。彼らは「自分に分かる問題しか出さない」、つまり、自分が昔習った問題ばかり出すので、何十年も出題内容は変わってません。私は間近で見ているのでよく知ってます。英語教育界にゴマンといる「英語のできない教師」を排さない限り状況は変わらないでしょう。その手の勉強ばかりさせられた結果、ろくに英語もしゃべれない人間が出来上がるのです。

Anonymous said...

Japanese English is still poor, however it have been improved slowly but steadily. Do not worry!

Anonymous said...

私は中学、高校の授業で英語を勉強しました。英語ができるようになればカッコイイなと思っていたのですが、結局、習得することができませんでした。英語と日本語の文法の違いなどで理解しづらく、それに加え日本語の文法もよく理解してないので、授業じたいが難解で面白くないのです。今の学校の授業がどのように行われているか知らないのですが、英語の授業で挫折してしまう人も多いのではないかと思います。

>「日本の文化はいろいろな面で優れているのでわざわざ英語を勉強しなくても良い」 
こういう考えの日本人も少しいるとは思うのですが、英語を習得することの大変さにくらべ、普段の生活の中で英語を必要とする場面が少ないので、熱心に勉強することが重要だと感じてないのではないかと思います。

>「高貴な文化は素晴らしい.国をみてみろ.もしも子供が文化を学前に英語を習うとしたら,それは日本の文化の重要な部分を薄めてしまうのでは無いかということを心配しているらしい」
ちょっと前まで日本のマスコミが、海外の国(特に韓国)は素晴らしい、日本はダメだと視聴者にすり込んでいたので、その反動もあり?、そういう思いを持っている人もいるかもしれません。
 
マイケルさんのおっしゃることもわかります。確かに言語が高い壁になり、日本からの情報発信がとても少ないです。今、日本のネットでも日本から情報発信することが必要だと少しづつ認識されはじめています。日本の情報を世界が共有することが世界のためにもなるなら、なおさら英語の習得がいかに重要であるかを日本人は考えなければならないと思います。
中国や韓国との問題で日本が誤解される場合もあり、その誤解をとく為にも、英語で議論(日本人は議論が苦手な人が多いのですが)できるようになることも大切だと思いました。