Friday, June 17, 2016

Japan Forum for Strategic Studies

「単なる教科書問題ではない:継続する「歴史戦」の本質」
マイケル・ヨン、ジェイソン・モーガン
日本戦略フォーラム季報
Japan Forum for Strategic Studies, Vol. 68, p.41, Apr. 2016.

ジェイソン・モーガン博士と私はJFSSのこの季刊において共著論文を発表した。
(追記:モーガン博士はこの論文の発表後間もなくしてPh.Dの称号を得た)

米教科書における慰安婦を巡る事実誤認 
http://www.jfss.gr.jp/kiho%20ok/kiho68/68-41page.htm



Japan Forum for Strategic Studies
Jason Morgan, PhD and I have a joint article in JFSS this quarter.

(Accuracy: Dr. Morgan received his PhD shortly after publication.)












9 comments:

MM said...


>ジーグラー教授と19人の研究者は、指摘された上記箇所を修正する代わりに反撃し、安倍晋三首相が学問の自由を侵害していると糾弾した........。
 コネティカット大学のアレクシス・ダデン教授とジョージタウン大のジョーダン・サンド教授は、世界的な知名度を利用して徐々に攻撃を強め、2015年5月初旬には187名の署名を添えた抗議文「日本の歴史家を支持する声明」を発表.........。


「米教科書における慰安婦を巡る事実誤認」を読んでみました。お二人に感謝します。
アレクシス・ダデンをはじめ”米国の歴史専門家”は最近おとなしくなったような気がします(気のせいかも)。事実を突き付けグウの根も出ないほど追い詰めて欲しいです。ダデンは歴史家というより政治活動家ですね。女性の人権擁護で「ソウル平和賞」を受賞(笑)。

Anonymous said...

BBCは、イギリスの放送局ですが
大英帝国がアジアアフリカでレイプ略奪、大虐殺を行ったと
主張されたらどうするんだろう。信じてしまうのか。

中国は現時点では何もイギリスを批判しない。
例えば、清時代にアヘン戦争で兵士だった人が眠る国葬墓地に
国の要人が言っても何も批判せず。

というか、中国人は、中国がヨーロッパの植民地だったことすら
教育されてないらしい。。

laughing Salesman said...

>アレクシス・ダデンをはじめ”米国の歴史専門家”は最近おとなしくなったような気がします(気のせいかも)。

こないだ、産経のワシントン支局長である古森義久氏の講演会があって、私はそれに出席してきました。その際、次のような質問と回答があったので紹介します。

私「古森先生は、昨年12月初め、“慰安婦の件は日本サイドに徐々に有利な条件が生じてきている”と産経に記事をお書きになっていた。その後、昨年末の日韓合意と今年2月の国連人権委における杉山審議官の発言を経ているわけですが、6月の今の時点で、昨年12月初めの観測に変化がありますか」

古森氏「ベターな状況になっている。“20万人強制連行”を言う人がいなくなった。従前、“20万人強制連行”を言っていた人は、今、“慰安所があったことが問題”という朝日新聞と同じ主張になった。“最終的かつ不可逆的に解決”という合意も有利な状況を作っている」

古森氏の感触は、たぶん、ワシントンで対日政策を担当しているような政府関係者の意見や、反日魔女ダデンが出席する学術会議の雰囲気を古森氏なりに解釈したものでしょう。

ここからは私の意見ですが、たぶん、日本側にとって、一番状況が悪かった時点は、2014年4月25日、オバマ大統領が訪韓して、パク大統領と共同記者会見をした時です。

あの時、オバマは「戦時中であったことを考慮しても、ひどいことだ。我々は、元慰安婦らの声に耳を傾けるべきである」と演説していた。

当時、この言動を「韓国へのリップサービスにすぎない」という意見もあったが、私はその意見に懐疑的でした。そうかもしれないし、そうでないかもしれない。なぜなら、その直前、スーザン・ライスという大統領補佐官が、訪米した元慰安婦(イ・オクソンとカン・イルチュル)に会って「実情を聴取」したというニュースが流れていたからです。

むろん、「実情を聴取」した相手は挺対協の息のふっ掛かった連中に決まっている。私に言わせりゃ、イ・オクソンは泣き落としの演技をしているに過ぎないし、カン・イルチュルは認知症です。その頃、まともに反論できる日本サイドの学者・外交官・ジャーナリストに意見を聞いてみれば、元慰安婦なんてお話しにならないことは誰でもすぐに分かる。

それでもオバマがあんな言動をしたということは、オバマもライスも、この問題に全く無知であって、事実関係なんてどうでもいいからテキトーに日本が悪いことにしておけ、という心理が働いたとか思えないのですよね。このオバマ発言に乗じる連中がいたらマズイな、と思いました。結果的には杞憂に終りましたたが。

あの時に比べると、昨年末、韓国政府は「元慰安婦の声」なぞそっちのけで合意声明をしているし、米国政府も合意を歓迎している。「もう、この問題は終わりだ。いや、もう終わりにしろ」というのが、アメリカ政府関係者の代表的意見でしょう。今後、韓国政府の要人が離間事(イガンジル・言いつけ外交)を再開すれば、責められるのは韓国政府の方です。(続く)

laughing Salesman said...

(前から続く)

アメリカ人は、(1)もともと、「人権」で他国を叩くことが好きな国民性を持っている。(2)彼らの深層心理のなかに、戦前・戦中の日本人が「悪の権化」である、いや、そうであった方が都合が良いし、そうでなければならない、という自分勝手な思い込みが潜んでいる、と私は思っています。

(1)の原因は、よく分からない。その原因を言うには、私はまだ浅学にすぎるが、外国やその土地ごとの実情、よって来る歴史など無視して、あーだの、こーだの説教を垂れるのが大好きな連中であることは間違いない。生まれながらの宣教師とでもいうべきか。そのくせ、サダム・フセインの息子らを爆弾でぶっ飛ばしておいて、死体の写真を見て「やったぞ」と踊り狂う自己の野蛮性には目をつむるself-righteousな面を持っているから、私などから見ると極めて鼻持ちならない奴らである。

(2)は間違いなく、東京大虐殺(その他の日本本土空襲を含む)、広島大虐殺、長崎大虐殺をやった「うしろめたさ」の裏返しでしょう。うしろめたいからこそ、少しでも、それら大虐殺を正当化する根拠があると深く考えずに飛びついて、それにすがる。原爆二個投下が日本の敗北を早め、本土上陸作戦をやれば、もっとたくさんの人命が失われたところ、それが救われたなどとヘッポコ理屈を抜かすのは、その最たるものです。カーチス・ルメイが「日本は10月には降伏するから、このうえの殺戮・破壊は必要がない」と主張して、原爆投下に反対していたことを知ったら、連中は、どんな感想を持つのでしょうか。

存在しない「南京大虐殺」を信じるのは、「信じたい」という気持ちがあるからです。「バターン死の行進」も「731部隊の人体実験」も皆同じ。「慰安婦20万人強制連行」説も、この「相手が野蛮で悪の権化だから、大量殺戮しても良かったのだ」という気持ちに訴えるものがあるから、連中は容易に載せられたわけです。

しかし、国益が絡んだ時、アメリカ人の目は、とたんに冷たくなる。支那が新たな敵として登場したことで、アメリカは日本を「極東の出城」として再認識した。国益を損なってまで「人権」で日本を叩く遊びに興じるほど、ヤンキー連中もバカではない、ということでしょう。(あと少しだけ続く)

laughing Salesman said...

(また、前から続く)

ということで、少なくとも国政や外交のレベルで、慰安婦問題が日米二国間の「しこり」になる危険性は、かなり遠のいた、と思います。

日韓合意の直前、米国務省の次官三人がそろって韓国をたしなめる発言をしていたこと、また、日韓合意の直後、米政府の関係者が、まるではしゃぐように「歓迎」発言をしていたことを考え合わせれば、あの合意が米政府のお膳立てによるものであることは明らかです。

合意の当時は「またしても謝罪してカネを払うのか」と、私も憤懣やるかたない思いでしたが、その前にパクゴネが言っていたこと、つまり「元慰安婦と韓国国民が納得する案を日本が持ってこい、そうでなければ、私は安倍には会わない」と発言していた事を考えると、アメリカから圧力を加えられる中で、より多く譲歩させられたのは韓国の方だと、今は思えます。

それから日韓合意によって、副次的効果があったと思うのです。ナヌムの家の元慰安婦たちが、訪問した韓国政府の外交官に「自分たちの意見を聞かずに政府間で妥協した」と怒鳴ったこと、韓国政府が日本大使館前の慰安婦像を撤去しようとせず、「市民団体」が守ろうとして座り込みまでしたことです。これで、元慰安婦たちが、非常にわがままな人たちであること、「挺対協」なる団体が元慰安婦や慰安婦像を管理していることの二つです。

アメリカ人は当初、韓国系住民に対する「善意」から、慰安婦像の建立に協力していたはずです。しかし、日韓合意に伴う、これら副次的効果によって、物事は自分たちが考えていたよりも、ずっと複雑であると、彼らは悟ったのではないか。サンフランシスコを例外とすれば、それ以外の場所での慰安婦像の建立が困難になっている事情は、英文ニュースを読んでいると察しられるのです。

目良さんや山本優美子さんのような日本人らが立ち上がって、いろいろと発言するようになったことで、以前より少し冷静になったアメリカ人には、事情が少しずつ、呑み込めてきたのかも知れない。ニュースは相変わらず日本叩き一色ですが、その書き込み欄には、「奴隷という表現はマスコミ用語であって実情に合わない」とか、「ブルース・カミングスの本には、“慰安婦の大半は朝鮮人自身が動員した”と書いてある」とか、文献に当ったとしか思えないコメントが増えています。

この状況が続けば、政策レベルのみならず、学術レベルでも一般大衆レベルでも、有利な状況が生まれるわけですが,但し、懸念材料もあります。映画「鬼郷」が韓国内で大ヒットしたことで、韓国人の「恨」には新たな「エネルギー注入」が行われている、と思うのですよね。これによってパワーアップした韓国人の「恨」が、いずれまたどこで炸裂するか分からないし、またそれに悪乗りする奴らが、どこで出てくるか分からない。カリフォルニア州の教科書に慰安婦の記述を載せようという、韓国人の悪巧みが成功するかしないか、トランプ旋風に代表されるように、下卑たポピュリズムに媚を売るアメリカの俗物民主主義が、どこまでアメリカと云う国を腐らせていくのかのバロメータでもあると思うのです。英語の持っている文化的発信力が、以前にも増して強くなっているから始末が悪い。

だから、Alexis DuddenやHerbert Zieglerのような奴らは、「グウの根もでないほど」やっつけておかなければならないのです。

本人らが「悔い改める」なら、それが一番いいのだけれども、だんまりを決め込んでいる。だんまりを決め込んでいるのは、自ら負けを認めているということです。いつぞやの日本人の態度ですが、こういう場合、潔く「自分の認識が間違っていた」と認める日本人とは、よほどに違う卑怯な奴らと見えます。

(終り)

MM said...

laughing salesmanさん、
いろいろ詳しい情報をありがとうございます。一連の説明もとても参考になります。

先ほど見つけた記事です。当然と言えば当然ですね。米国まで出向いて金とエネルギーを使って訴訟を起こす、そのシツこさには”感心”します。訴訟には多額の費用がかかるので勝つ見込みがあるとでも思ってたか。

「元慰安婦2人が日本政府や産経新聞社などに原告1人当たり2000万ドル(約21億円)の損害賠償を求めて米サンフランシスコの連邦地裁に起こした訴訟で、同連邦地裁は21日(現地時間)被告に対する原告の請求をすべて退ける判決を下した....。」
http://www.sankei.com/world/news/160622/wor1606220035-n1.html

laughing Salesman said...

MMさん:

>訴訟には多額の費用がかかるので勝つ見込みがあるとでも思ってたか。

どうかな。この件に関しては、次の記事が目を引きます。

元慰安婦 米地裁に提訴へ=日本政府謝罪あれば取り下げ
http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2015/06/23/0400000000AJP20150623002000882.HTML


「日本政府謝罪あれば取り下げ」とは、どういうことか。意訳すると、「日本の宗主国であるアメリカ様への、日本に対するいやがらせをやめて欲しければ謝罪しろ、カネを出せ」ということでしょう。

つまり、「示談」ないし「和解」を狙って起こした訴訟だと思います。まさか,連中だって、アメリカの訴訟で勝てるとまでは思っていないのではないか? 裁判管轄権が違うから勝訴はムリ、なんてことは、別に弁護士でなくてもすぐに分かることですからね。


要するに、鮮人の行動は、チンピラヤクザのそれと考えると、理解し易いと思います。


例えば、あなたが、何かのお店を経営しているとします。入口で風体の悪い男がブラつくだけで、店にとっては大きな打撃になります。エスカレートすると、定期的に窓を割りに来る、店員に威圧的な言動をしたり、店の中のものを壊したりして、やめて欲しければ何がしかの金を出せと仄めかす。これがチンピラヤクザの行動様式です。

これに似た例として、2014年の初め、NY市Queens地区のマクドナルド店で、終日、コーヒー一杯で客席を独占した鮮人の爺たちがいました。当時、地元の新聞は、年金暮らしの貧しい鮮人らが暖房費節約を狙ってのことだと、報じていました。

http://www.nytimes.com/2014/01/15/nyregion/fighting-a-mcdonalds-for-the-right-to-sit-and-sit-and-sit.html

店としては、当然、困る。そこで、何時間以内の利用にして欲しいと交渉する、それでも聞かない人は警官に追っ払ってもらう、などの対策に出た。すると、この地区の鮮人らは、「人種差別」訴訟を起こす、店員にホウキで叩かれたとする「暴力事件」訴訟を起こすなど、このマクドナルド店へのいやがらせを繰り返し、とうとう、この店は他所への移転を余儀なくされたそうです。後には韓国料理店が開店したそうな。

つまり、「コーヒー一杯で客席を独占した鮮人の爺たち」は、最初からマクドナルド店の追い出しを狙っていた、ということです。

私の知り合いの元警察官が、朝鮮人の泥棒の取調べをした際の苦労話をしていました。「連中は泣きながらウソを言う」と。「ぎゃーぎゃー泣き叫ぶので、いっこうに調書が取れない」とも。

自分たちの運命を握っている強い者には泣いてすがる。泣きながらウソをいう。(ちなみに、支那人はニイハオと笑顔でウソを言う。)ウラでペロリと舌を出し、「騙してやった」と心の内で喝采を叫ぶ、これが鮮人です。(続く)

laughing Salesman said...


それにしても、多くの日本人にとって、鮮人の執念深さには呆れるばかり、と思います。そして、これは、どこから来るのか。また、大恩あるべき日本と日本人に対して、かくも執念深くつきまとい、ウソまでついて恨みつらみを述べたつるのは、なぜか。これはもう、鮮人の歴史文化を研究し、心理学的分析をも動員することなしには解明できない。私もまだ、結論を得るまでは、到っていません。

シャルル・ダレ(Claude Charles Dallet)というフランス人宣教師が書いた「朝鮮事情」(和訳版)のp42には、こういう文章があります。

「敵の陰謀によって官職や命を失った貴族はその復讐を子孫に委ねる。しばしば復讐のための有形の形見が授けられる。たとえば、子に衣服を与え、自分の仇をうつまでは決して脱いではならないという遺言が残される。子はその衣服を絶えず身につけており、万が一、志を全うできずに死ぬ場合は、やはり前と同じ条件でまたその子に伝える。祖先の血に報い、その魂を鎮めようとして、子孫たちは二代、三代にわたり、このぼろぼろの衣服を身につけている。そういう貴族をしばしば目にすることがある。
朝鮮では、父親の仇を討たなかったならば、父子関係が否認され、その子は私生児と成り、姓を名乗る権利さえもなくなってしまう。子のこのような不孝は、祖先崇拝だけで成り立ってこの国の宗教の根本を侵すことになる。たとえ父が合法的に殺されたとしても、父の仇あるいはその子を、父と同じ境遇に陥れなければならず、また父が流罪になればその敵を流罪にしてやらねばならない。父が暗殺された場合も、同じ行為が求められる。この場合、犯人はたいてい無罪とされる。なぜなら、この国の宗教的国民感情が彼に与するからである」

この文章に出てくる「有形の形見」が、慰安婦碑なのでしょう。してみると、元慰安婦と称する婆どもが全員死亡したのちも、慰安婦問題はつづく、と見なければならない。

ここまでくると、もはや韓国は近代国家を装う「古代社会」と断定せざるを得ない。ゆすり・たかりを専らにするゴロツキ的性格も、李氏朝鮮5百年の間に培われた「文化」なのでしょう。

今、韓国から多くの移民が渡米し、アメリカの各地でコリア・タウンを形成していますが、いずれ、彼らの異常な民族性は馬脚を現すはずです。そして、そのときこそ、鮮人はアメリカ社会で決定的に信用を失う、と思います。

我々は、そのときに備えて、慰安婦問題とは別の角度から、「朝鮮」というものを知っておく必要があると思うのです。アメリカに比べれば我々の方が格段に、朝鮮との付き合いが長いのですから。

(おしまい)

MM said...


この訴訟の弁護士のことが載ってます。顔もアタマの中も典型的韓国人ですね。米国の法律事務所を回ったがすべて断られ自分でやることにしたと言ってます。読んでて時々笑ってしまいました。売春婦を売春婦と呼べないとすると何と言えばいいのか...。

「ホロコーストアートの返還訴訟に関心があった。こうした裁判を見ると例外なくユダヤ人が勝訴している。ここから慰安婦訴訟のヒントを得た。ホロコースト関連訴訟は時効に関係なくいつも勝訴する。我々も勝てないことはない。
.....被告には現天皇と裕仁前天皇、安倍首相、そして安倍首相の祖父の岸信介らが含まれている。他にトヨタ・三菱など20余りの日本大企業も。慰安婦者は強制的に捕まった後、船や列車に乗って連れて行かれたため、これを作った企業も幇助罪に該当する。
....安倍首相は慰安婦を売春婦と呼んでいる。米国の法律では売春婦を売春婦と呼ぶのは著しい名誉棄損にあたる
http://ianfukangaeru.blogspot.jp/2015/07/25.html