Tuesday, June 28, 2016

My Encounter with Eurocracy, and Why Digital Cameras Have a 30 Minute Video Recording Limit

EUの官僚主義:  なぜ デジタルカメラの ビデオ撮影機能は30分以内なのか?
EUから離脱したい英国人達には もっともな理由がある。
EUの官僚主義、役人根性である。

この記事がとりあげることは些細なことかもしれないが、この例がほんの一例であることを理解すれば彼らの怒りとイライラのわけがわかると思う。

私の所有しているキャノンのデジタルカメラは、メジャーな映画の撮影に使われるくらい申し分のない品質の動画を撮ることができる。キャノンの品質は非常に高い。多くの映画製作者がCanon Mark II 5dを使っている。

取材記録のために私も同型のカメラを使う。つい最近も「慰安婦」問題調査のためにこのカメラを携えて11カ国を巡ったばかりだ。

カメラをビデオカメラとしてして使うときには、私は、カメラを静止させるために三脚に設置して撮影する。理想的にはバッテリーがなくなるまで撮影したいのだが、29分59秒で切れてしまうのだ。  なぜか?

この時間制限で困ることが多々ある。これは技術上の問題ではない。センサーのオーバーヒートやメモリが理由でもない。この制限はEUの官僚の 支配欲、すなわち全て、どんな些細なことまでも自分たちが統制しようという欲望によるもので、それは例えば、菓子パンのシナモンロールに振りかけるシナモンの量を自分らが決めなければならぬ、というようなものだ。

例えばデンマーク菓子のシナモンロールに添加できるシナモンの量を規制しようとする議論のように、
彼らの目にとまった物はすべからくコントロールしたいとの飽くことを知らない欲求の賜物だ。

EUの官僚は 何がなんでもビデオカメラにかなりの関税をかけることを決定したのだが、
http://www.tested.com/tech/photography/44445-why-digital-cameras-have-a-30-minute-video-recording-limit/
その前にしなければならないことは、ビデオカメラとそうでないカメラを分けるのにどう定義するか、だった。

しかしあろうことかEUの官僚たちは恣意的に決めた連続撮影時間でビデオカメラを定義することにしたのだ。彼らは30分以上の連続撮影ができるカメラをビデオカメラと定義し過大な関税を課す法律を作った。これはカメラ1台あたり数百ドル、あるいはハイエンドモデルでは1台あたり数千ドルの価格上昇をもたらす。

2007年の記事より:
「EUの貿易専門部は金曜日に画素数が 800 x 600ピクセル以上のクオリティーで1秒間に23フレーム以上で、かつ連続して30分撮影できる機能を持っていない物をデジタルカメラと定義することを決めた」

そのためにキャノンのようなメーカーは自社のデジタルカメラを29分59秒でビデオ撮影がストップするようにプログラムした。誤魔化すことはできない。まぁ、EUの官僚たちはできるだろうが。

このカメラの撮影時間は私の頭痛の種だ。EUの官僚が決めたシナモンの少ないペーストリーを朝食に食べるようなもので、不満だ。 あと、2,3 百ドル余分に払ってでも、EUの本拠地ブリュッセルが勝手につくった仕様のファームウェア( 高精度機器の機能を制御するソフトウェア)に縛られないで完全に機能するハードを入手すればよかった

もちろん、簡単な回避法はある:高性能なビデオカメラのためにあと数千ドル支払い、その使い方を学ぶために苦労して長い時間をかける。しかし今私の手の中にはちゃんとその価格以上の仕事をしてくれる完璧なカメラがあるのだ。EUの官僚たちは私の高価なツールの機能を故意に妨害した。

ファームウェアのハッキングという手もある。しかしハッキングしたカメラは保証の対象外となる。

何年も前、Canon G-10にMagic Lantern hackで紹介されていたハッキングを試したことがある。カメラを一方向に向けてセットし、車両の爆破と銃撃戦の一部始終を遠隔操作によって撮影するために。

ハッキングしたカメラはアフガニスタンには持って行かなかったが動作するだろうと言うことは確認した。ハッキングによって被写体の動作検出すらできるようになる。

ハッキングは素晴らしいように見えるかもしれないが、それによって肝心な時にカメラが機能しなくなるかもしれない。それにハッキングしたカメラは保証の対象外になってしまう。


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