Sunday, December 4, 2016

真珠湾攻撃から75年

真珠湾攻撃から75年
Pearl Harbor: 75th Anniversary of Pearl Harbor attack is upon us

当時、我が米国の為政者と軍の指導者は、真珠湾に駐留していた部隊を 見殺しにしました。ひじょうに悲しむべきことです。 日本の攻撃が差し迫っていることは世界中が 知っていました。新聞は攻撃が近いことを報道していました。

真珠湾攻撃が 卑怯な急襲ではなかったことを知ったアメリカ人の多くは、日本が「真珠湾を攻撃するとは 知らなかった」と、以前とは違った理由で日本を非難しようとしますが、これは奇妙なことです。なぜなら 下に添付した秘密指令文書で、真珠湾攻撃のちょうど一週間前にカリフォルニアへの攻撃に対して準備していたことが明らかだからです。

日本から真珠湾 (PH)やサンフランシスコ(SF)を攻撃するための 最適 航行ルートは知りませんが、地球儀を見てみると、PHまでの最短航行距離はおよそ3,800マイル、SFまではおよそ5,000マイルということがわかります。カリフォルニアへの攻撃には準備しておきながら、ハワイ(およびフィリピン)には何の準備もしなかった、というのでしょうか。

更なる非難の理由は、日本の宣戦布告が 少し遅れた、というものです。そんなことを誰が気にするでしょう?! 我々は攻撃が差し迫っていることを「知っていた」のです。これ以上議論の余地はありません。これは事実です。

我々の同胞は真珠湾で 死んで 
生贄の仔羊にされました。攻撃が近いことは新聞の見出しに大きく載っていました。

イラクとアフガニスタンでは、敵が、今から吹っ飛ばすぞ、と宣言するのを待っていたりはしませんでした。 我々は攻撃されると「知って」いました。もしも司令官が警備隊に伝えるのを怠ったとしても(バスティオン基地でそれは実際に起こり、ハリアー戦闘機と海兵隊員二名を失った)、それは敵のせいではありません。

アメリカが 宣戦布告をしたのはいつのことだったのか? 最後の宣戦布告は1941年12月7日以降のことです。
( もっと専門的に、正確に言えば、第二次大戦時を除いて、米国は宣戦布告をしていません。だが、真珠湾攻撃の数日後に ドイツとイタリアに、数ケ月後にハンガリーとブルガリアに、そして1942年6月5日にルーマニアに宣戦布告し、それが最後の宣戦布告となりました。 それ以来、米国は、力の行使を宣言しても、戦争の宣戦布告はしていません。)

すなわち、第二次大戦後に我々が戦ってきた戦争、そして、今も戦っている数々の戦争では宣戦布告は一切されていないということです。あれからいったい幾つの戦争を戦ってきたのでしょうか。

第二次大戦後に 米国が関与した戦争を全て リストアップするのは 大変 困難です。真摯な歴史学者と、おそらくCIAの助けが必要でしょう。

例えば、今日、私はあるリストをみていて何かが足りないことに気がつきました。チベットでの、中国に対する戦争です。

米国はこの件で宣戦布告はしていません。ほとんどのアメリカ人はチベットでの中国に対する代理戦争について気がついていないようです。私はこのことをネパールの辺境の村で 偶然知り、後にそれが事実であることを確認しました。( 現在では前よりもよく知られるようになってきましたが。)

コロラド州でチベット東部のカム地方(Khampa)のチベット人に装備を与え戦闘訓練を施し、チベットに戻して中国軍と戦わせました
。しかし、後にキッシンジャーとニクソンが彼らを見捨てました。

真珠湾攻撃奇襲について 調べれば調べるほど、そのときに亡くなった我が軍の兵士たちは、米国政府が 日本を小突きまわし ちょっかいをかけ、首を絞めた後、その日本をおびき寄せる生き餌として犠牲となった、ことに気付くのです。

米国は 実際、何年にもわたって日本を攻撃していました — おそらく99.999%のアメリカ人は真珠湾攻撃の 前に 米国が日本人を殺していたことに気がついていません。学校で教えられてきていませんから。

下に添付の秘密文書の第一段落を見ると こうあります :「日本の敵愾心を取り除くことが出来ないならば、日本が最初に明白な攻撃をしてくることが望ましい。」

米国は日本の敵愾心を取り除くようなことは何一つしませんでした。本心では日本が攻撃してくるのを望んでいたのです。

生け贄の仔羊たち。
皮肉にも この日は米国の 汚名の日として歴史に刻まれることでしょう。

Pearl Harbor: 75th Anniversary of Pearl Harbor attack is upon us
It is truly sad that our civilian and military leadership let down our courageous fighting forces at Pearl Harbor. People around the world realized that an attack was imminent. Newspapers were publishing that an attack was coming.
Many Americans who realize this was not a sneak attack will fall back to other positions, such as that we did not KNOW that Japanese would attack Pearl Harbor. Strange. The Secret orders attached below make clear that we prepared for an attack on California, just one week before the actual attack. 
Checking the globe, I do not know the wise naval routes to travel from Japan to attack Pearl Harbor or San Francisco, but direct sailing is about 3,800 miles to PH, and about 5,000 miles to SF. So we literally prepared for an attack on California, and left Hawaii (and Philippines) flatfooted. 
Next fallback is that Japan was slightly late on the Declaration of War. Who cares? We KNEW an attack was imminent. Period. There is no way around this fact. 
Our people died at Pearl Harbor as sacrificial lambs. That an attack was coming was headline news.
In Iraq and Afghanistan, our people never waited for the enemy to announce they were about to blast us. We KNEW attacks were coming, and if any commander failed to post guards (as happened at Camp Bastion when we lost the Harriers and two Marines), that is not the fault of the enemy.
When has America bothered declaring war? The last time we declared war was after the attacks on December 7, 1941. 
[Technical correction: More accurately, I should have written that beyond the scope of World War II, the USA has not declared war. Days after the Pearl Harbor attack, we did declare war against Germany and Italy, and months later against Hungary, Bulgaria, and finally on 05 June 1942 against Romania, which was America's final declaration of war. Since that time, there have been authorisations of use of force, but no declarations of war.]
All those countless wars we had -- and are having -- since World War II, are all undeclared. How many wars has that been?
It would be difficult, requiring serious historians, and probably help from CIA, to make a full listing of the wars involving the US since WWII. 
As example, I looked at a list today, and noticed off the top of my head that some are missing, such as the war against Chinese in Tibet. 
We did not declare war on the Chinese for that round. Most Americans do not seem to realize we fought a proxy war against China in Tibet. I found out by accident in a remote Nepalese village, and later confirmed it to be true. (Now it is more well known.)
We trained and equipped Khampa people in Colorado, and inserted them to fight Chinese. Kissinger and Nixon squashed this later.
The more one studies the events leading to the "sneak attack" on Pearl Harbor, the more one realizes that our people who died there, were sacrificial lambs to bait Japan, after we prodded and poked and strangled Japan. 
We had physically attacked Japanese for years -- years -- and probably 99.999% of Americans do not realize we were already killing Japanese before they struck back. Things they do not teach us in school.
Check out the first paragraph in the Secret orders below: "It is desired that Japan commit the first overt act if hostilities cannot be avoided." 
The US was making no moves whatsoever to avoid hostilities. We were practically demanding that Japan attack us.
Sacrifical lambs. A day that will live in ironic infamy.








9 comments:

Anonymous said...
This comment has been removed by the author.
Anonymous said...

>更なる非難の理由は、日本の宣戦布告が 少し遅れた、というものです。そんなことを誰が気にするでしょう?! 我々は攻撃がさし迫っていることを「知っていた」のです。これ以上議論の余地はありません。これは事実です。

>我々は物理的に何年にもわたって日本を攻撃していました おそらく99.999%のアメリカ人はパールハーバーの急襲の前に米国が日本人を殺していたことに気がついていません。学校では教えられないことです。

久しぶりにヨンさんらしいコメントですね。
主張自体は新しいものではないし、欧米や中韓の世論が同じ見方をしてくれるとは思わないが、せめて心ある日本人は「日本=侵略者」「日本=悪」といった自虐史観から脱却して欲しい。それが安部首相の言う「戦後レジームからの脱却」の本質だ。

そして皇室もまた戦後レジームから脱却して欲しい。A級戦犯がどうのこうのと言って靖国神社に行かないのは戦場で散っていった先人に対する裏切り行為に等しい。大局をみて真の日本国の象徴となって欲しい。

Anonymous said...



安倍晋三首相、26、27両日に米ハワイ訪問へ 真珠湾で慰霊も
http://www.sankei.com/politics/news/161205/plt1612050034-n1.html

Anonymous said...

安倍さん、歴史を曲げるようなことは言わないで
ただ純粋に、亡くなられた方々に祈ってきてくださいまし。

Unknown said...

Roosevelt's Secret Pre-War Plan to Bomb Japan
http://codoh.com/library/document/2351/

laughing Salesman said...

After the WWII, the US held the International Military Tribunal of Far East (Tokyo Trial) and hanged 7 of our top leaders as “War Criminals.” However, who were the real war criminals?

When US President George Bush insisted the rightfulness of pre-emptive strike against Iraq, I thought the U.S. would have no right to criticize Japan’s Pearl Harbor Attack.

Repeal of the Tokyo Trial still remains today. Of course, it is to restore the honor of the dead leaders hanged by the victor’s one-sided vengeful trial.

laughing Salesman said...

本当の戦争犯罪人は誰か。米大統領のFDR、ヘンリー・スチムソン国防長官、コーデル・ハル国務長官だね。「東京裁判の再審」は、歴史研究者の課題として残っている。これは、あの復讐裁判で絞首刑にされた我々の英霊の名誉回復のために、どうしても、やっておかねばならない。
それから、ジョージ・マーシャル陸軍参謀長。大戦後の国共内戦で、完全に毛沢東にたぶらかされる大失態をやっている。このスットコドッコイは、何者だ?
今はまだ研究の予備段階で、主な人名のスペリングも正確に把握できないから、詳しくは英語で書けない。
が、一言で言えば、アメリカは敵を見誤った。
さんざんに日本をいじめ倒し、それでもなお平和の道を模索していた日本に対し、ハル・ノートという宣戦布告にも等しい文書を突き付けた。
そうして日本が対米開戦を決意せざるを得ない立場に追い込んでおいて、先に手を出させておき、あとは「真珠湾だまし討ち、Remember Pearl Harbor」を宣伝して自国を戦争に引きずりこみ、日本を破壊し尽した。その結果、どうなったか。
満州はソ連に空け渡し、支那大陸は毛沢東の手に落ちた。おかげで朝鮮戦争により更に三万七千人のGIを失った。支那が毛沢東の手に落ちたことで、更にどれほどの惨禍が人類に訪れたことか。
この過程をきっちりと検証しておかないと、これからもアメリカは支那共産党にたぶらかされる失態を演じかねない。

laughing Salesman said...

The SF movie “Independence Day” shows the essence of Japan’s War against the US.

In the movie, US President shouts, “We do not surrender without putting up a fight!”

This was Japan’s Pearl Harbor Attack.

laughing Salesman said...

ところで、つい数日前、アメの国連大使が「アルメニア虐殺」について言及した、という記事があった。「アルメニア虐殺」はいつのことだ?と疑問を持ちつつ読み進めたところ、オスマン帝国末期、日本で言えば日清戦争のあたりだという。百年以上も前のことを、なぜアメちゃんは国連に持ち出して同盟国のトルコをなじるのか。アホかいな、まったく。
 2007年はマイク・ホンダが慰安婦問題で下院に対日非難決議を採択させた年だが、同じ年の10月、アメの下院は「アルメニア虐殺」でトルコに対する非難決議もしている。当然、トルコは怒る。ミサイル基地は置かせないとまで言い放ったから、イラクの作戦に支障をきたしかねないところまで行ってしまった。一方の主張のみを取り上げ、反論の機会さえ与えないで同盟国をなじるのは、対日非難決議の場合と同じだった。
 アメリカ人には、こういうself-righteous hypocrisyとも言うべき欠点がある。
 政治家は今を扱うのが仕事だ。過去がどうの、というのは歴史家に任せればよい。トランプのアメリカが、オバマ政権の時のようなself-righteous hypocrisyで同盟国をなじらないものであってもらいたい。
 私は上記のコメントで「東京裁判の再審」を訴えているが、これは同盟国アメリカをなじるためではなく、あくまで学問的研究を通じて先祖の名誉回復を図り、将来に向けた教訓を残し、同盟国の絆を深めるためである、ということを申し添えておきたい。