Friday, July 1, 2016

PEARL HARBOR ATTACK HEARINGS

真珠湾攻撃 聴聞会 記録

これは興味深い文書だ。多数の秘密文書が含まれていて、多くの学者が知っている「真珠湾攻撃は卑怯な奇襲ではなかった」事実が繰り返し書いてある。

我々は近々どこかが攻撃されると知っていた、しかもフランクリン・ルーズベルトが言うところの「屈辱の日」のあたりに日本が我々を攻撃するように無理矢理仕組んだのだ。

これとは別に、日本の攻撃を予想しているのは、12月7日(アメリカ現地時間) の真珠湾攻撃の前の週の週末のハワイのHilo Tribune Herald紙の見出しである。 しかも真珠湾攻撃の可能性を書いた記事はこれが唯一ではなく 他にもある。

多くのアメリカ人は、真珠湾攻撃は晴天霹靂( せいてんへきれき)で、いわれもなく攻撃された、と教えられているが、それは全くの大嘘だ。これに比べれば ヒラリー・クリントンのベンガジ事件なんぞ 可愛いものである。第二次世界大戦は正義のための戦いでアメリカ軍人は正義の戦士であったなどという言葉をきいたら、アメリカ人によって書かれた山のような証拠があるにもかかわらず、当時のアメリカ軍人が我々と同じ人間だということも忘れて、私も雷に打たれたような気持ちになって その言葉を信じてしまうだろう。



この文書にはタイ国の第二次世界大戦の歴史についても多くの事実が書かれている。興味のある読者は一読をお勧めする。




PEARL HARBOR ATTACK HEARINGS
This is interesting. Includes many Secret documents and reiterates what many historians have known for decades: we were not sneak attacked at Pearl Harbor. We knew an attack was coming sometime, somewhere, and we knew it would be around the date that now lives in "infamy". We were pushing and poking and strangling Japan to attack us.
Separately, check out this headline on the Hilo Tribune Herald, the weekend before the December 7 attack at Pearl Harbor. This is not the only such news article. Yet many Americans are taught that the attack on Pearl Harbor was unprovoked and completely unexpected. It's all a lie -- and makes Benghazi look like angel dust by comparison. But given the holiness of World War II, I may be stuck by lightning for these words, despite mountains of evidence written by Americans at the time.
For those interested in Thai World War II history, there are many references in this document.


16 comments:

sute said...

アメリカのフライングタイガースがパールハーバー以前に日本に武力攻撃していたことやアメリカが禁輸措置受けた場合”宣戦布告”だと認識すると言っておいて日本にそれを仕掛けたこと、マッカーサーが「日本がWW2に参戦した理由の大半は防衛のため」などと発言していた件についても意見が聞きたいな。

WW2での日本に対するアメリカのプロパガンダを精算しないと現在も続く中韓のプロパガンダは止めることはできんと思うわ。
米国人のヨンさんがはたしてどこまで切り込めるんだろう?

laughing Salesman said...

最近、瀬島龍三(戦前の陸軍参謀)氏の「大東亜戦争の真相」という本を読んだ。1972年、瀬島氏がハーバード大で行った講演録の日本語版だという。内容は真珠湾攻撃の意思決定にいたるまでの日本政府・陸海軍部の情勢判断を述べたもの。当時はVenona文書の存在も明らかでなく、90年代のソ連崩壊に伴うロシアの記録の公開も盛り込まれておらず、もっぱら日本側の動きのみを述べているので前半は退屈な記述だが、日米交渉の下りは読んでいて泣きたくなった。どうして、米国はここまで無理々々の内容を日本に要求するのだ!と。

これでは、戦争をするしか方法がないではないか。それに、当時の日本政府・軍部の意思決定のプロセスは、俺が学生だった1970年代に聞かされていた内容とずいぶんと違う。中公バックスなどの左翼歴史本や当時の映画などに知らず知らずのうちに洗脳されていた自分が情けなくなった。

laughing Salesman said...

「日本はなぜ真珠湾攻撃をしたのか」と聞かれて、説明に困ったら、映画Independence Dayを見ろ、と応えよう。

“We do not surrender without putting up a fight!”

というセリフが出てくる。この一言こそ、ハル・ノートを突きつけられた日本が下した決断だった。

Anonymous said...

日本も日本人にちゃんと教えてません。
近代史を義務教育で教えるべし。

ところで、
中国共産党軍が日本軍と戦って勝利し、今の中国を作ったというのが
中国で教えられている歴史ですが、これに異論した研究家が中国で有罪になりました
http://newsphere.jp/world-report/20160701-1/

mc^2 said...

Helen Mears mentioned this report in her excellent book, “Mirror for Americans: JAPAN” (1948). Unfortunately, it's out of print in the US. この報告はヘレン・ミアーズ『アメリカの鏡:日本』(1948年)で取り上げられていましたね。昨年「完全版」が文庫化され入手しやすくなりました。本国で絶版というのは誠に残念です。

laughing Salesman said...

共産主義が大嫌いの大日本帝国が、せっかく、モンゴル・満州・朝鮮と連なる「防共回廊」を作っていたのに、アメリカは敵を見誤って日本を破壊してしまったので、満州はソ連に取られ、中国は毛沢東の手に落ちた。その結果、アメリカは丸腰になった日本の防衛のために朝鮮戦争を戦わざるを得なくなり、3万7千人の将兵を朝鮮戦争で失った。

ちなみに、毛沢東が朝鮮戦争に投入した支那兵の大部分は、共産党軍に降伏した旧国民党軍だ。毛沢東にしてみれば、国内の潜在敵を、アメリカ軍の優秀な火力で「処分」したにすぎない。

これはアメリカの大しくじりですよ。アメリカは、軍事的に敗北はしていないが、政略的には負組みだ。第二次大戦の実質的勝利者はスターリンのソ連であって、日本もアメリカも負組みloserだ。スターリンや毛沢東から、大コケにされていたことを、当のアメリカ人は、まだ知らない。

Unknown said...
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Unknown said...

ぜひ、このユーチューブの1:15:21頃 1:20:00頃などをご覧いただきたいです。 真珠湾攻撃について資料を発見してくださっています。コメントにも興味深いコメントもあってPaul Brownさんという個人の方がこの新聞1面を政府に見つからないよう隠し持っていたものだとか教えてくださっています。
https://www.youtube.com/watch?v=LMjpZHhKC9Y

Anonymous said...

そういえば、パールハーバーのハリウッド映画がありましたっけ。
内容は、どうだったんですか?
日本でも公開されてましたっけ。

ハワイは当時、アメリカではなくて、アメリカの植民地だったということ
最近になって気が付いた私でした。

いつも、アメリカのパールハーバーについての反応が
奇妙だなぁと思ってました。

laughing Salesman said...


私もまだ研究半ばなので断定はできないが、アメリカの指導者らは、恐らく、マーシャル諸島(日本とハワイの中間の位置)あたりに日本海軍が来襲すると踏んでいたろうと思う。まさかハワイまで全力を挙げて踏み込んでくるとは思わなかったが、万一の場合もあるから、一応、空母は退避させていた、というのが真相ではないだろうか。

珊瑚海海戦までは互角に戦えたが、ミッドウェー海戦で国力差がものをいうようになり、その後は、やられっぱなしになった。太平洋の戦いは、白刃を連ねての玉砕突撃や特攻作戦など、様々に不合理な戦いの様相を示しているが、もともと、「窮鼠猫を噛む」形で始めた戦争なので、最初から、あらゆる合理性は無視されていた。

我々が、もう一度問い質すべきは、真の戦争犯罪人は誰か?ということだ。フランクリン・ルーズベルト大統領、ヘンリー・スチムソン国防長官、コーデル・ハル国務長官の三人には、戦争責任はないのか? 蔣介石に入れ込みすぎて日本を潰したので、満州をソ連に取られ、支那大陸を毛沢東の手に委ねる大しくじりをやらかした、この歴史的ドヘマを、どうするつもりだ。

インディアン征服の歴史を見れば、アメリカ人の持っている偽善性・独善性は明らかだ。自ら戦争を始め、他人の土地を奪い征服し、その土地の指導者らの首を吊るしておいて、悪いのは相手だと宣伝をする。そのために、裁判という体裁を最初にそろえる。その後の異論は一切認めず、全て無視する。日本は東北の蝦夷を同化するのに一千年をかけた。アメリカはミシシッピ河から東を同化するのに百年もかけていない。よく「西部開拓」という言葉が使われるが、南北戦争後の巨大な武力で征服したので、「西部征服」と言い換えたほうが実態に即している。これを具体的に明らかにできるのは、恐らく、日本人だけだろう。Venona文書が明らかになった今、極東軍事裁判という猿芝居も、もう一度、振り返ってみなければなるまい。

大東亜戦争の歴史的意義とは何か。世界史という巨視的視野で見れば、日本民族が英米蘭仏の植民地を武力で打倒した、ということではないのか。取り分け、シンガポールを陥落させ、ビルマで戦い、それによって、当時の覇者である大英帝国を滅ぼしたということだ。

インパールで多くの将兵が飢えと空爆で死んだ。しかし、その御霊は、そのままインドに移り進み、インド解放に繋がった。

大東亜戦争をもう一度振り返ることは、現代の日本人に課せられた義務であり天職だろうと思う。

laughing Salesman said...


YKさん:
>そういえば、パールハーバーのハリウッド映画がありましたっけ。内容は、どうだったんですか?

「パールハーバーのハリウッド映画」としては、
① 1970年公開の Tora! Tora! Tora! (21世紀フォックス)
② 2001年公開の Pearl Harbor (ウォルト・ディズニー)

の2作品があります。個人の好みでいうと、①のほうが断然に優れていると思います。音楽も配役もいい。まだCGの無かった時代の大作です。②のほうは日本側の動きの描写がチンケで、アホみたいです。例えば、何人もふんどし姿でプールに入って作戦計画を練る、出撃シーンで士官が大げさに旗を振る、など。

①にしても、真珠湾攻撃に到るまでの経過を追う、と宣伝しているものの、その部分は不徹底ですね。

真珠湾攻撃に到るまでの経過は、史実からいうと、満州事変(1931)のあたりが「遠因」で、南京陥落(1937)以後が「近因」、攻撃の2,3年前が「直近の外交交渉」というふうに、3段階ぐらいに分けて分析しないと本質的なことは分からない、と思います。

それから、「歴史」という観点から見た場合、日米戦争(太平洋戦争)は大東亜戦争の一局面に過ぎなくて、大東亜戦争が持っている歴史的意義は別のところにあると思います。

そこは、村田春樹さんが下記の講演でいうように、日本民族の「叙事詩」であり、「大東亜に架けた虹」と言い換えてもいい、と思いますね。

http://www.howitzer.jp/imperial/index.html

laughing Salesman said...


>WW2での日本に対するアメリカのプロパガンダを精算しないと現在も続く中韓のプロパガンダは止めることはできんと思うわ。

全く、同感です。

アメリカは、なぜかプロパガンダに踊らされ易い体質を持っている。

踊らされるには、あるパターンがあって、1)まず、小説が売れる。2)事件にからんだウソ・プロパガンダが広まる。3)上から下まで理性を失っているところに、扇動政治家が現れる。4)感情的な高まりから武力解決を求める声が高くなり、人種対立を超えた共通の敵が生まれる。5)コミュニティの「隣人愛」に酔いしれる連中が現れ、集団的発狂状態になる。6)一気に戦争に尽き進む。

イラク戦争のときは、さすがにインターネットの発達もあって1)はなかったけれども、2)は「ナイラの涙」という形で全米のTVに放映され、残虐なイラク軍兵士を殺せという声が高くなった。

「慰安婦強制連行」は、3)まで行ってしまったが、支那という日米共通の敵が出現したこともあって、さすがに4)までは行かなかった。

戦前は1)→6)まで一気に行ってしまった。1)はエドガースノーの「中国の赤い星」「アジアの戦争」がその役割を果たし、2)は上海の「破壊された町にたたずむ赤ん坊」の写真がその役割を果たした。

実は南北戦争のときも、1)の部分で「アンクル・トムの小屋」が北部で爆発的に売れ、南部人に対する北部人の異常な憎しみを掻き立てる役割を果たしている。

ビル・クリントン政権時代、アメリカは日本の経済的脅威のほうがソ連の軍事的脅威より大きいとして、ジャパン・バッシングを繰り返す一方、独裁政権の中国に肩入れし続けた。そして、イラク・アフガニスタン戦争の傷を舐めつつ我に返ったときは、支那が重大な脅威として目の前に現れてしまった。

幸い、今は支那が「悪役」なので、支那がいくら「南京大虐殺」を宣伝してもプロパガンダ効果はないものと思うが、トランプのように深く物事を考えずに在日米軍撤退に言及するような人物が大統領になると、いつアメリカが支那と手を握るかわからず、日本の安全保障に直接に影響が及ぶ。(1972年、ニクソン・キッシンジャーが突然、北京に飛んで毛沢東と握手した、あの「頭越し外交」の前例もある)

どうもアメリカ人というのは「戦争」が目の前にちらつくとカーッと燃えて一致団結、そして、一致団結そのものに酔いしれて理性を失ってしまう傾向があるように思える。それだけ、ふだんは人種対立の溝が大きいということなのだろうけれども、地球を何度も滅ぼす軍事力を持っているうえに、英語と云う事実上の地球的共通言語を持っているので情報の伝播力も大きい。だから、そんなテイタラクでは困るのだ。

ベトナム戦争では、大統領を殺してまで戦争をおっぱじめたキチガイ国家なので、日本人がチェック機能を果たしてやらないと、人類を破滅させるような、とんでもないことになりかねない。

laughing Salesman said...

アメリカが第二次大戦後の世界の秩序形成に大きな役割を果たしてきたことを、私は否定しない。また、現代の科学文明の発達に大きな貢献をしたことも否定しないし、民主主義や基本的人権という普遍的価値の増進に尽くしてきたことも確かである。

しかし、その一方で、ずいぶんと身勝手なキチガイ沙汰をやっているし、いったん何かを信じてしまうと、他人の云うことを一切聞かなくなる「耳なし芳一」のような阿呆状態に陥ることも確かなので、我々はそこを見誤ってはいけない。

例えば、1989年のパナマ侵攻。アメリカは、パナマを無理やりコロンビアから独立させ、パナマ運河沿いに米軍を駐兵させ、パナマ運河の利権を誰にも渡さないようにしてきた。

地元のヤクザであるノリエガをCIAの手先に使い、他のヤクザを潰す一方、ニカラグアでキューバのカストロに呼応する勢力が生まれると、ノリエガに武器を与えてニカラグアの政府軍ともども、これを潰しにかかった(いわゆる「コントラ戦争」)。

ノリエガがパナマの国防大臣になり、他の中米諸国の親分衆ともども反米的傾向を示すや、ノリエガに麻薬取引の汚名を着せてパナマに軍事侵攻、ノリエガを自国内の刑務所に収監した。このとき、ノリエガがいるらしいというだけで市街地に砲撃を加えたため、犠牲になった一般市民の数は数千人とも言われているが、いまだによく分からない。パナマは、永久に国軍を持たないと約束させられた、

ここまでの過程を、パナマ運河を南満州鉄道、ノリエガを張作霖、米軍を関東軍と置き換えてみると、張作霖爆殺事件までの過程にそっくりである。

ついでに言えば、カストロを張学良に例えてもいいだろう。外国軍と結託してアメリカを攻撃しようとしたカストロは、張学良とそっくりであり、満州事変を起こして張学良を追い出した関東軍の行為は、無法地帯から匪賊を追放して治安の実を挙げようとしたという点において、やむをえないと考えられる。アメリカに、日本の満州事変を云々言える資格はない。

自らの卑劣な行為を省みることなく、既に世代も入れ替わっている大昔の出来事を大げさに取りあげて他国を叩き、聖人君子を気取るのがアメリカ人の悪趣味であることを、我々は胸に刻みこむべきである。

laughing Salesman said...


万屋錦之介主演の時代劇で「破れ傘刀舟 悪人狩り」というシリーズがある。

10代の青年の頃、私はこれを好んで視聴し、40代の壮年の頃に再放送を好んで視聴し、還暦を迎えようという今また、貸しDVD屋から借りて好んで観ている。

医者にして剣の達人である叶刀舟(かのう・とうしゅう)は、貧しい者からは治療代を取らず、庶民をいじめる悪人を斬る。

しかし、よくよく考えてみると、この刀舟先生、毎週のようにどこかの代官所か藩邸に殴りこみをかけ、「てめえたちゃ人間じゃあねえ。叩ッ斬ってやる」と捨てセリフを吐いて、その場にいる人間を皆、斬り殺してしまう殺人鬼である。

まあ、そこは「痛快時代劇」だから、多くは言うまい。だが、この殺人鬼・刀舟先生は、アメリカという国に似ていなくもない。


「てめえたちゃ人間じゃあねえ。叩ッ斬ってやる」


アメリカが、無理無体な戦争を始める前、こういうメッセージを発していますよ。

Anonymous said...

アメリカ人のヨンさんが聞いたら腹立つと思うんだけど
日本人の私からすると
アメリカって、中国、韓国と似てるんです。。。
もちろん、まったく異なる面もありますが。

笑うセールスマンさん、説明ありがとうございました。
ど素人の私にもわかりやすくて感謝しています。

MM said...

>よくよく考えてみると、この刀舟先生、毎週のようにどこかの代官所か藩邸に殴りこみをかけ、「てめえたちゃ人間じゃあねえ。叩ッ斬ってやる」と捨てセリフを吐いて、その場にいる人間を皆、斬り殺してしまう殺人鬼である。

すごく分かり易いたとえですね。

シロとクロに割り切って何の疑問も持たない集団が複雑な中東地域を引っ掻き回すとどうなるか?イラク戦争からもう12年以上が経つのにいまだ混乱状態でテロが現在進行形です。真の国家など経験したことのない部族集団には民主主義は千年早いんですよ。

一方、先進国では民主主義がちゃんと機能してます。親中派の豪首相ターンブルは今危機に陥ってます。上・下両院を同時解散し、単独過半数を獲得すると自信たっぷりに宣言したものの結果は最悪。多くの議席を失うハメになり、辞任の圧力が高まってます。この首相は、ほぼ決定していた日本の潜水艦をキャンセルして中国を喜ばせました。ここで辞任なら在任期間が最も短い首相として記憶されるでしょう(笑

https://www.theguardian.com/media/2016/jul/02/andrew-bolt-demands-turnbull-resign-as-conservatives-turn-on-each-other-after-election