Tuesday, February 18, 2020
香港デモの実態と中国共産党の正体
「情報戦の真実 香港デモの実態と中国共産党の正体」
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Saturday, February 8, 2020
香港への入境拒否
"Michael Yon was stopped by immigration after his coverage of civil unrest in the city"
今週水曜日、2月5日の朝,香港当局は,マイケル・ヨンが旧英国の植民地に足を踏み入れることを拒否した。彼は香港への入境を拒否されたアメリカ人の中での最新のケースになった。
マイケル・ヨンはかつて米軍特殊部隊のグリーンベレーに所属。今はライターであり,戦争特派員としてイラクとアフガニスタンにおける米国の戦争に従軍していたことでも知られる。2014年のタイの政変も取材し,今はタイで暮らしている。2019年,ヨン氏は香港市民の抗議運動を取材するため延べ六ヶ月間,香港に滞在し,最前線から報道を続けた。
「私は、香港への入境が禁じられ,送還処分となった。確たる説明も無い」(テキストメッセージより)
その後タイに戻り、Byline Timesの電話取材で,こう語った。
「入国拒否は多分当局による警告であろう」「私は当局にとって明らかに特別だったようだ。送還者一時待合室で、あきらかに私を見張る者がいた」
それにもかかわらず、ヨン氏は入国拒否された時、厳重に警備された香港国際空港の入国センター内部の写真を数枚撮影することに成功した。
ヨン氏は香港を去る前にアメリカ領事館にこのことを知らせることを確認した上で、香港の民主主義運動のスローガン「自由のために戦え! 香港と共にあれ!」をオンラインメッセージで発信した。
中国共産党に対する強烈な批判者であるヨン氏は、歯に衣着せぬアプローチで知られる。大晦日、香港モンコック(Mongkok)でのデモ取材中、香港警察に協力しているブラッドリー・ライト(Bradley Wright)英国警察地区司令官に遭遇したヨン氏は、「中国共産党に魂を売り渡している裏切り者!」とライト氏を非難した。
1997年の英国による返還後 中国本土とは違い、ある程度の自由と自治を享受してきた香港だが、(新しい法律をきっかけに)昨年2019年6月からデモが起こり、デモ参加の市民と警察による暴力を伴う衝突が絶えない。香港の親民主主義者は、香港の自治は北京によって徐々に蝕まれていると危機感を持っている。ヨン氏はそのことをわかりやすく世界中に発信することに意を注いでいる。
「検閲はますます厳しくなっている」
のちにビデオでこう語ったヨン氏は、定期的にラジオ出演し、何度かテレビ取材に応じている。彼の大胆なライブストリートビデオは、フェイスブックの70万人のフォロワーに共有されており自身のウェブサイトも持っている。ヨン氏の活動はそれら支持者の寄付によって成り立っている。
ヨン氏の入国拒否の理由を追及しても、入国管理官は「2019年に長期間、香港に滞在したから」だとしか説明しない。
「入国管理官は、いつでも再入国を試みてもかまわない、入国禁止は長期に渡るものではない、と言った」
「コロナウイルスは香港に入国できるのにアメリカ人は入国禁止だ」とヨン氏はジョークを飛ばした。
Byline Timesがこの件について香港入国管理事務所に入国拒否の理由を取材すると、個々の事例には答えられない、と回答を拒否された。
ヨン氏は北京政府が神経を尖らせている話題を卒直に記事にして、香港入境を拒否されたアメリカ人の最新のケースとなった。先月は人権団体の代表と、大学教授でもある写真家の二人が別々の時期に入国拒否された。
2019年9月には、米国議会で香港の反乱運動について証言した作家も入国拒否されている。
昨年11月の選挙で民主主義派が大勝利し、現在はコロナウイルスへの警戒もあって市民の反対運動は一時的におさまっている。だが、今年の9月には香港特別行政府の立法会(LegCo)選挙が予定されている。香港の民主化運動はまだまだ続く。
"Tommy Walker reports how the author and former Green Beret Michael Yon was stopped by immigration after his coverage of civil unrest in the city."
Byline Times, 7 February 2020, by Tommy Walke
今週水曜日、2月5日の朝,香港当局は,マイケル・ヨンが旧英国の植民地に足を踏み入れることを拒否した。彼は香港への入境を拒否されたアメリカ人の中での最新のケースになった。
マイケル・ヨンはかつて米軍特殊部隊のグリーンベレーに所属。今はライターであり,戦争特派員としてイラクとアフガニスタンにおける米国の戦争に従軍していたことでも知られる。2014年のタイの政変も取材し,今はタイで暮らしている。2019年,ヨン氏は香港市民の抗議運動を取材するため延べ六ヶ月間,香港に滞在し,最前線から報道を続けた。
「私は、香港への入境が禁じられ,送還処分となった。確たる説明も無い」(テキストメッセージより)
その後タイに戻り、Byline Timesの電話取材で,こう語った。
「入国拒否は多分当局による警告であろう」「私は当局にとって明らかに特別だったようだ。送還者一時待合室で、あきらかに私を見張る者がいた」
それにもかかわらず、ヨン氏は入国拒否された時、厳重に警備された香港国際空港の入国センター内部の写真を数枚撮影することに成功した。
ヨン氏は香港を去る前にアメリカ領事館にこのことを知らせることを確認した上で、香港の民主主義運動のスローガン「自由のために戦え! 香港と共にあれ!」をオンラインメッセージで発信した。
1997年の英国による返還後 中国本土とは違い、ある程度の自由と自治を享受してきた香港だが、(新しい法律をきっかけに)昨年2019年6月からデモが起こり、デモ参加の市民と警察による暴力を伴う衝突が絶えない。香港の親民主主義者は、香港の自治は北京によって徐々に蝕まれていると危機感を持っている。ヨン氏はそのことをわかりやすく世界中に発信することに意を注いでいる。
「検閲はますます厳しくなっている」
のちにビデオでこう語ったヨン氏は、定期的にラジオ出演し、何度かテレビ取材に応じている。彼の大胆なライブストリートビデオは、フェイスブックの70万人のフォロワーに共有されており自身のウェブサイトも持っている。ヨン氏の活動はそれら支持者の寄付によって成り立っている。
ヨン氏の入国拒否の理由を追及しても、入国管理官は「2019年に長期間、香港に滞在したから」だとしか説明しない。
「入国管理官は、いつでも再入国を試みてもかまわない、入国禁止は長期に渡るものではない、と言った」
「コロナウイルスは香港に入国できるのにアメリカ人は入国禁止だ」とヨン氏はジョークを飛ばした。
Byline Timesがこの件について香港入国管理事務所に入国拒否の理由を取材すると、個々の事例には答えられない、と回答を拒否された。
ヨン氏は北京政府が神経を尖らせている話題を卒直に記事にして、香港入境を拒否されたアメリカ人の最新のケースとなった。先月は人権団体の代表と、大学教授でもある写真家の二人が別々の時期に入国拒否された。
2019年9月には、米国議会で香港の反乱運動について証言した作家も入国拒否されている。
昨年11月の選挙で民主主義派が大勝利し、現在はコロナウイルスへの警戒もあって市民の反対運動は一時的におさまっている。だが、今年の9月には香港特別行政府の立法会(LegCo)選挙が予定されている。香港の民主化運動はまだまだ続く。
"Tommy Walker reports how the author and former Green Beret Michael Yon was stopped by immigration after his coverage of civil unrest in the city."
Byline Times, 7 February 2020, by Tommy Walke
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